メッセージ

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ほっとリハビリシステムズは、全スタッフの物心両面の幸福を追求すると同時に、リハビリテーションを核とした街づくりを通じ、社会の発展と地域福祉の増進に寄与します。

ほっとリハビリシステムズで働く意義・目的は、経済的な安定や豊かさを求めていくと共に、仕事の場での自己実現を通して、生きがいや働き甲斐といった人間としての心の豊かさを求めていくものです。

すべての事業所、すべての職種がリハビリテーションの意義を正しく理解し、権力や上下関係ではなく、志を同じくした仲間が、心を一つにして信頼し合える人間同士の結びつきにより会社を運営しながら、この精神を活動の中心に据えて、素晴らしい世界に誇れる企業を目指します。

「病院完結型医療」から「地域完結型医療」の時代へ

障害者や高齢者が、介護が必要な状況となり、本当に困っているのは「医療機関の中」ではなく、「実際に生活する場」です。つまり、「病棟や診察室」ではなく、「生活している場」に身を置いた時からが、真の在宅ケア・在宅リハビリテーションの始まりなのです。

今後、更に生活を支えるという部分に留まることなく、在院日数の短縮により更に、亜急性期から回復期を在宅で支える時代がやってきます。

「地域完結型医療」の実現に向けて、私たちは、地域のかかりつけ医との信頼関係を大切にし、在宅ケアを支えるあらゆる専門職で構成されるチームで活動しています。
保健師・看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・管理栄養士・歯科衛生士などの保健・医療専門職と、介護支援専門員・介護福祉士・健康運動指導士等の福祉専門職が、常にフラットで機能的な連携を図り、真に地域に信頼される、地域包括ケアシステムを支えるチームを機能させています。

結果として現在、90医療機関、150名を超えるかかりつけ医からの指示を頂き、地域完結型医療の中軸を担う、地域のかかりつけ医の先生方に共有で活用いただく、在宅ケアステーションを目指しています。

夢や希望をもって、社会に飛び出そう!!

これからの社会に求められる専門職は、単に介護が必要になった方や障害者のみならず、健康を維持する事にチャレンジする方々をよりお元気に導く事など、これまでの在宅ケアや在宅リハビリテーションの概念を大きく広げ、活躍する事だと考えています。私たちは、お元気な方から要介護者まで、子供たちの未来から安心して最期を迎えられる仕組み作りまで、幅広く活動しています。

更には、会社組織をけん引し、経営者やマネジャーとして事業推進に携わり、力強い企業を育てるやりがいある仕事にもチャレンジできます。

自らの頑張り次第でこれまで多くの医療専門職や福祉専門職が体験できなかった職責を担う事も出来ます。これまでの専門の殻を破り、地域ケアの改革を私たちと共に実行し、夢や希望をもって社会にて活躍できる人を目指そうではありませんか。

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私が在宅ケアに関わり始めた平成6年当時、地域で暮らす住民の皆様に、あまりにも「リハビリテーション」が身近な存在でない事に、驚きました。退院後の患者様が、みすみす寝たきりになっていく実情を目の当たりにし、愕然としました。

その後、「地域で暮らすあらゆる人々がどんな状況におかれても、安心して暮らせる街をリハビリテーションを核としてお支えする」と決心しました。

一方、当時は専門職の方があまりにも少なく、限られた資源を持って地域をお支えする中で、多職種が強力な連携を図りつつ、地域にないケアを作り上げようと、必死で取り組んで参りました。

その様な中、徐々に地域ケアのニーズが多様化し、あらゆるニーズに対応できる体制を構築する事が、安心して暮らせる街づくりへの道であると考えました。

私たちの目指すリハビリテーションを核とした街づくりにおいて、すべてのサービスが自立支援やその人らしさの追求という観点に基づき、一貫したサービスが供給されるべきですと考えます。

平成10年に松井 一人がたった1人で起業し、アパートを間借りし始めたほっとリハビリシステムズでございますが、現在では、訪問、通い、泊り、住まい、環境整備等々が、途切れることなく一貫して、24時間365日包括的に提供されるべきという理想の地域ケアを追い求め成長発展してまいりました。
現在では、4つの拠点、17事業を展開し、保健師、看護師、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士、管理栄養士、歯科衛生士等の専門職種と共に、世界に誇れる在宅ケアの総合的ケアステーションを目指して活動しております。